猫の舌出版

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ひょっとしてタイムトラベル? オーストラリアからアイルランド北部まで旅した猫さんが発見される

迷い猫が、10キロ離れた地点で保護されたなどという話は、たまに聞いて驚くことがあるけれど、アイルランド北部で保護されたこの猫さんは、とんでもない距離を移動していたのです。

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彼の名前は「ティガー」。一見、どこにでもいる普通の猫に見えますが、実は、すごい情報を隠し持っていました。

保護団体が、彼の飼い主を探そうと調べたところ、身体にマイクロチップが埋めてあるのを発見。その情報によるとティガーさんは、なんと1989年生まれの25歳で、オーストラリアでチップを埋めていることがわかったのです。

年齢にも驚かされるけど、いったいオーストラリアからアイルランドまでどうやって辿り着いたのでしょう・・・。さらに、チップによると2004年にはロンドンで野良として保護された経験もお持ちという、寅さんもびっくりな放浪癖のある猫さんだったのです。

 

今回ティガーさんを保護した団体のコーディネーターは、元の飼い主を探そうと、オーストラリアの保護団体と連絡をとっている最中だとか。

 

奇しくもオーストラリア政府が、野良猫を駆除するという、とんでもない方針を打ち出したばかり。

「こりゃやばいにゃ」と思って、タイムトラベルしてきたサイバーキャットかもしれない・・・。

もうこの際、オーストラリアの野良猫さんは、動物愛護の意識が高い北欧にみんな移住させてあげたいと思うのですが、どうでしょう。

 

 [IrishCentral]