法廷で証言をする人の心を癒すのが仕事。裁判所犬を知ってますか?
法廷で
「あの人が確かに犯人です!」
なんて言えるのは、ドラマや映画の世界。
実際、自分を傷つけた犯罪者と法廷で対峙するのは、被害者にとっては恐ろしい体験を思い出してしまうので、精神的にとても負担がかかるもの。
そんな法廷での証言者の心情を、少しでも軽くするために、「裁判所犬(コートハウスドッグ」なる制度がアメリカにはあるを知ってますか?
裁判所犬は法廷で証言者のそばに寄り添い、心をなだめ落ち着かせるという、とても重要な役割を持っている犬です。どんな犬でもこの仕事につけるわけではありません。2年間にも及ぶ訓練を受けた犬だけが、この役割につけるのです。
いまでは、全米で87頭の裁判所犬が活躍しているとか。
法廷で被害者が心理的に第二次被害を被ることを避けるため、裁判所犬の存在はこれからもっと注目されていくでしょう。
ところで、裁判所猫は、ダメでしょうか?