ネコ科の祖先? 絶滅したホラアナライオンが永久凍土から見つかる
「ナショナルジオグラフィック」の記事によると、ロシアのシベリアにある氷河期の永久凍土層から、絶滅したホラアナライオンが凍った状態で見つかったらしい。
CAVE LION found with skin and fur. AMAZING!!!!! (Image Academy of Sciences of Yakutia) https://t.co/K882HRSpO4 pic.twitter.com/bIJk6D0r8i
— TwilightBeasts (@TwilightBeasts) 2015, 10月 26
見つかったホラアナライオンは子どもが複数体で、保存状態は極めてよく、毛皮などが残った状態。
「私の知る範囲では、先史時代のネコ科の動物がこのレベルの保存状態で発見されたことはありません。つまり、これは本当に驚くべき発見です」
(「ナショナルジオグラフィック」より引用)
と、専門家は話しているという。
「TwilightBeasts」の記事によると、ホラアナライオンは、太古の昔ヨーロッパ地域の広い範囲に生息していた古代ライオン。これまで発見された骨格などから、現代のライオンより大きかったと推測されている。先史時代のヨーロッパの人々の生活と密接に関わりがあり、有名なラスコーの洞窟の壁画にも、その姿は描かれているとか。
今回の発見で、ライオンの祖先の姿が詳しくわかるかもしれない。
まさに、ネコ科好きの人々にはビックニュースである。