猫の舌出版

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ネコ語の研究が本格始動! ネコと人間が話せる日が来るのは近いのか?

「なんかすごい話しかけられている」

 

猫と接っしていると、そう思うことがたびたびある。

「にゃーにゃーにゃにゃにゃ・・・・・・にゃ? にゃにゃーーん!」

とか、いきなり顔を至近距離まで近づけて鳴かれたりすると、よっぽど伝えたいことがあるのだということは感じる。そんな猫さまの言葉をきちんと理解したい! と思うのはすべての愛猫家たちの望みではないであろうか?

 

ナショナルジオグラフィック』の記事によると、猫を3匹飼っているスウェーデンの音声学研究者スザン・ショッツ氏が、ネコ語の研究を本格化させたとのこと。

 

例えば、猫が住んでいる地域によって「なまり」があるのかを検証。500キロ離れた町に住む猫にそれぞれ協力してもらって、鳴き声に違いがあるのかなどを研究するとのこと。

 

また、ショッツ氏によると、猫は猫同士では「視覚」と「臭覚」でほぼコミュニケーションをとるので、猫が「にゃー」と鳴くときは、ほとんどの場合は人間に対して発しているとのことらしい。

 

この研究が進めば、猫さまが「空腹」のときや、「寂しい」ときなど、どんな鳴き方をしているのかがわかり、猫と対話ができる日が来るのかもしれない。

 

っと、夢を膨らませていたところ、私のキーボードの上に我が家の王子が乗ってきて、

「にゃー、にゃ、にゃ、にゃにゃ、にゃー(パソコンから離れて、俺をいますぐなでろ!)」

と言ってきた。

 

そこで気づく。筆者は、ほぼほぼ自分の飼い猫の言葉は理解できている気がする。

多分、大抵の飼い主は「うちの子の言葉はわかる!」「ほら、ママってよんでるでしょう?」「いま、ごはんちょーだい!って言った」など、ネコ語を理解していると思っているにちがいない。

 

この研究が進んで、いままで「ママ大好きにゃ〜!」だと思っていたネコ語が、「いますぐここから解放してくれ!」だったら、絶望する愛猫家も出てくるのかもしれない。